先物・オプション

225オプション・ショートストラングルの勝率:過去半年の成績検証

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225オプションは数多くのハイリスク・ハイリターントレード手法があります。リスクが大きいため、必要証拠金は最低でも200万円は必要でしょう。

万が一のリスクは無限大ですので、あくまでオプションは余剰資金のさらに余剰分で行い、証拠金維持率を抑えてすべきです。

オプションのどれーど手法のうち、ショートストラングルは勝率が高く、安定相場では利益を積み上げていってくれる頼もしい相場です。一方、ボラティリティの大きい相場ではリスクが姉上がります。

そこで本記事では、2017~2018年時点の結果を参考に、過去6ヶ月の仮想ショートストラングルの勝率と損益を算出してみました。

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ショートストラングル過去半年の戦績

2017年10月から2018年4月までの半年間、毎回ショートストラングルポジションを建てたと仮定して、証拠金100万円に対する利益率を示しております。

今回は、毎月10日前後に次限月のポジジョンを建てたと仮定して、SQ日における勝率と半年間の損益をまとめてみました。つまり約1か月間、損切もせずにホールドしたと仮定しまします。オプションのショートポジションで負けるとどれだけヤバいかわかると思います・・・。

オプションのショートストラングルについては以下にまとめています。

初心者でもわかる日経225オプション解説・第3回:スプレッドとショートストラングル
オプションには多くの合成ポジションがあります。今回はその中でも特によく用いられる2つのポジション、コール(プット)スプレ...

2017年11限月(2017年10月9日)

  • ATM: 20750
  • コール22500:11円1枚(証拠金138,600円)
  • プット17750:16円1枚(証拠金81,500円)
  • SQ値:22,531円10銭(負け)

いきなり初戦で負けてます。コールに31円分インされていますので、この分でマイナス31,000円となります。ショートポジションの受け取り分が(11+16)×1000=27,000円となりますので、トータルでマイナス4,000円です。

2017年12限月(2017年11月11日)

  • ATM: 22750
  • コール24750:12円1枚(証拠金114,700円)
  • プット19000:10円1枚(証拠金90,200円)
  • SQ値:22,590円66銭(勝ち)

こちらはポジションを建てた時のATMとほぼ同程度のSQ値となっています。コールとプットのいずれのショートポジションもインしていませんので、勝利となります。

受け取り分は(12+10)×1000=22,000円となります。

2018年1限月(2017年12月10日)

  • ATM: 22750
  • コール24750:11円1枚(証拠金125,300円)
  • プット19500:8円1枚(証拠金91,300円)
  • SQ値:23,723円19銭(勝ち)

2018年初戦も勝利となっています。ポジションを建てた時点でのATMから日経が1,000円ほど上昇しましたので、コールがちょっとヤバかったですかねー。

受け取り分は(11+8)×1000=19,000円となります。

2018年2限月(2018年1月14日)

  • ATM: 23625
  • コール25500:9円1枚(証拠金129,500円)
  • プット21375:12円1枚(証拠金94,900円)
  • SQ値:21,190円11銭(負け)

2月初めの急落でやられました。プットが185円分インしています。この分でマイナス185,000円となります。ショートポジションの受け取り分が(9+12)×1000=21,000円となりますので、トータルでマイナス164,000円です。

いやー怖いですね、オプション(笑)。もともとポジションを建てた時点でプット側がATMと2,300円ほどしか離れてないですから、ちょっとリスクが大きかったですね。

たった185円の読みをミスって18万以上のマイナスを食らう。これがオプションです。

実際には急落し始めた時点で損切すべきですので、このポジションをSQ日まで持つようなことは、まともなオプショントレーダーなら決してしないのですが、それにしてもリスクがデカい。

1,000円インしたら100万の負けですからね。一発退場です・・・。

2018年3限月(2018年2月16日)

  • ATM: 21500
  • コール23500:15円1枚売り(証拠金392,000円)
  • プット17000:13円1枚売り(証拠金44,000円)
  • SQ値:21,575円45銭(勝ち)

ポジションを建てた時点とSQ値がほぼ同じです。こーいうのオプションには大歓迎ですね。

受け取り分は(15+13)×1000=28,000円となります。

2018年4限月(2018年3月9日)

  • ATM: 21500
  • コール24000:16円1枚売り(証拠金198,700円)
  • プット16500:16円1枚売り(証拠金43,500円)
  • SQ値:21,853円92銭(勝ち)

はい、こちらも建玉時点のATMとSQ値がほぼ同じ。2018年の春先は日経が落ち着いていました。

受け取り分は(16+16)×1000=32,000円となります。

トータル勝率と損益

2017年11限月から2018年4月限までの6か月の成績は以下の通りとなりました。

年度限月損益
2017年11限月-4,000
12限月+22,000
2018年1限月+19,000
2限月-164,000
3限月+28,000
4限月+32,000
合計損益-67,000

100万円の証拠金だとすると、半年間のパフォーマンスはマイナス6.7%となり、よろしくありませんね。

勝率も4勝2敗で約66%。結果はマイナスなので、ショートストラングルはやはり勝率は高いが、負けた時のマイナスがデカいということになります。

勝率が高いといっても今回はオプションのショートにしては大したことありません。通常は90%くらい勝ちます。

残りの10%で負けるときにいかにダメージを食らわずに負けるか。これは戦略です。ここがオプションの一番難しいところですね。

常に証拠金と相談しながら、余裕をもって臨まないといけません。今回は最大の負けがマイナス16万ちょっとですが、「急落」ではなく「暴落」が起こった時はこんなもんではありません。

証拠金がすべて消し飛んで借金状態になりかねませんので、安易にショートストラングルを組みまくると1年以内に退場します(下記の通り私がそうでした・・・泣)。

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実際にショートストラングルを組む時には、コール、プット共に逆指値を設定してインする前に損切りしますので、実際の売買で上記のような結果になることはありません(まともなトレーダーなら、ですが・・・)。

200万円の証拠金が捻出できれば、そーーーっと軽めのポジションからリハビリしたいと思います。

積み立て投資でコツコツ資産を増やしながら余剰資金を貯めつつ、戦略を練っていきたいと思います。

その他の225オプション解説は以下の通りです。用語から知りたい方は第1回からどうぞ。

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資産運用五里霧中
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