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安心・安定の住宅ローン返済のために家計について考えるべきこと

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住宅ローンの返済は超長期にわたる一大ライフイベントです。富裕層でもない限り、住宅ローンを組んだ方は、その返済を計画的に行わなければなりません。

住宅ローン返済は10年、20年、35年などがありますが、いずれにしても普通のサラリーマンなら一生に一回か、多くて2回まででしょう。

したがって長期的視点をもって、安定的に返済していく必要があります。そのために必要なのは「現状把握と計画」です。

「現状把握」とは、自分にはいくらの収入があって、いくら使っているのか、それらを月単位で考えるのか、年単位で考えるのか、といった「家計のキャッシュフローの把握」です。

それに基づいたライフシミュレーションが「計画」となりますが、これはあくまで「計画」であり、種々のライフイベントの発生にともなって修正していく必要があります。

したがって、いざという時に備えてある程度の「余裕」をもって計画を立てるべきであり、そのために私が提唱(笑)しているのが、「住宅ローンの年間返済額を、手取り年収の4分の1までにする」という黄金律です。

そのうえで、さらに「年間返済額と同額を貯金する」ことを提案しています。

これらを実践することで、安心・安定の住宅ローン返済ライフを送ることができると信じています。本記事では、基本的な「家計」のとらえ方について紹介します。

まず、「家計におけるキャッシュフローを把握」することから考えてみましょう。

毎月の固定費・変動費を把握する

上記の黄金律は、年単位での考え方ですが、家計における支出は「月単位に発生するもの」、「年単位で発生するもの」、「数年単位で発生するもの」があります。

住宅ローンを連動させてライフプランを考える場合、「年単位」での把握が重要です。しかしサラリーマンの給料は、通常毎月支払われるものですので、まずは月ごとの収支を考えましょう。

つまり、「家計簿」ですね。基本的に毎月の支出には「固定費」と「変動費」があり、それぞれ以下のような項目が挙げられます。

まずは固定費です。毎月一定額の支払いがあり、ほどんど変動しないものです。

  • 住居費(賃貸料、住宅ローン、マンションの管理費など)
  • 水道・光熱費(電気、ガス、水道)
  • 教育費(授業料、塾代、その他習い事にかかるお金)
  • 保険(生命、医療、学資保険など)
  • 通信費(携帯、インターネットなど)
  • お小遣い(固定の場合)
  • その他ローン(自動車など)

私の場合、新聞購読料やNetflixなどのサブスクリプションも毎月定額なので、まとめて通信料に含めています。

次に変動費。これらは毎月ある程度変動するものです。

  • 食費
  • 日用品
  • 被服費
  • 美容費
  • 娯楽費
  • 医療費
  • 交通費

一般的なカテゴリとしては「交際費」などもありますが、私はまとめて「娯楽費(私が遊ぶお金)」としています。

この「固定費」と「変動費」は、「毎月ほぼ必ず支出するもの」とします。この合計が基本的な生活費となり、12倍したものが「年間基本生活費」となるわけですね。

「家計簿」の作成には時間がかかりますが、生活費をすべてクレジットカード決済にして、自動家計簿ツールを使えば非常に簡単です。私は以下の「マネーフォワードMe」を使っています。

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年単位の支出を把握する

毎月のフローが把握できたら、続いて「年単位での支出」について考えます。

年に1回程度しか支払いの必要がないものには以下のような項目があります。

  • 固定資産税(持ち家の場合)
  • 自動車税(持っている人のみ)
  • 自動車保険(持っている人のみ)
  • ふるさと納税(やっている人のみ、年1回とは限らない)

私の場合はこれらに加えて、evernoteやdropboxの年会費(プレミアムの場合)、セキュリティソフトの更新料、ブログ用のサーバー維持費、クレジットカードの年会費などがあります。該当する場合はしっかり計上したほうがいいでしょう。

「ふるさと納税」は、実質負担が2,000円なので計上する必要はないかもしれませんが、負担分は翌年の給料に反映されているはずですから私は「支出」ととらえて計上しています(確実にキャッシュフローを把握するため)。

以上を合計したものが「年間生活費」です。しかし実際に生活してると「近眼が進行して眼鏡を買い替えた」、「自動車を修理した」、「冷蔵庫を買い替えた」とかそりゃもう想定外の支出がたくさんありますよね。

私はこれらの支出はすべて「特別な支出」として家計簿に記録しています。平均すると毎月数万円ほどが、この「特別な支出」に計上されていますね。

それらの支出をすべて合計して(住宅ローンは除く)、その年の手取り年収分の半分以下であれば「合格」としています(笑)。

もちろん自身が病気や事故で入院したり、子供が私学に入学したり結婚した年や、親の介護が始まったりしたら手取りの半分を超えてしまうこともあるでしょう。ただそれらのライフイベントは予想できませんから、ある程度の余裕をもってローン返済に臨む必要がある、ということですね。

さて、あなたの住宅ローン返済ライフはいかがですか?

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皆さんのハッピーライフの一助になれば幸いです。

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