先月から確定拠出年金(iDeCo)の拠出を開始し、今月から運用が開始されました。まずは2か月分の拠出金(24,000円)でのスタートになります。運用が開始されて2日ほどですが、所感を述べたいと思います。
まず、5月後半に2か月分の24,000円が引き落とされ(私の会社は個人引き落としのみです)、6月初めに手数料が引かれました。手数料の内訳は以下の通りです。
- 国民年金基金連合会初回手数料:2,777円
- 国民年金基金連合会手数料(毎月):103円
- 信託銀行手数料(毎月):64円
SBI証券は5月から管理手数料を完全無料化しています。これで楽天証券とならんで2大iDeCo運用証券となりました。手数料無料はすばらしいですね。上記のように手数料は初回のみ2,777円、毎月が103+64 = 167円となります。
今回は2か月分でスタートですので、2,777+167×2 = 3,111円が最初に引かれておりました。24,000-3,111 = 20,889円からの運用開始になります。
いきなり10%以上引かれましたのでちょっと驚きましたが、まぁ仕方ありません。今後の運用成績に期待したいところです。
手数料が引かれた翌日に運用が始まりました。私は5つの商品に配分しております。まだ2日しかたっておりませんが、成績は以下のようになっておりました。
- DCニッセイ日経225インデックスファンドA:(+11円)
- DCニッセイJ-REITインデックスファンドA:(+27円)
- iFree NYダウ・インデックス:(+50円)
- インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用):(-15円)
- インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用):(-11円)
合計で+62円となっております。私の年金が増えております(笑)。手数料を引けば実際には現時点でマイナスなんですけどね。
手数料の年間合計は2,777+167×12 = 4,781円ですので、信託報酬を引いたうえでこれ以上の利益を出して初めて年金が増えることになります。
毎月投資信託に積み立てるのは日中忙しいサラリーマンには最強の投資ではないかと思います。それに加えてiDeCoでは税金が全額控除されるのですから、やらない手はありません。今年の年末調整では、ドカンと還付されるはずです(積立額に対してドカン、です)。
ただ毎月の積み立てが小額ですので、ローリスク運用としてはありがたいのですが、積極的に運用していこうとすると、NISAでの積み立て運用の併用が選択肢となります。
私も昨年からNISA口座で投資信託の積み立て運用をしています。
積立投資信託は日々の増減が緩やかなので、変動に一喜一憂することがなくなります。ストレスフリーとなります。じっくりと老後資金の増減を見守っていきたいと思います。